日本事務所代表からのことば


1907年設立のエセック・ビジネススクール(通称ESSEC)はヨーロッパを代表するフランスにある名門グランゼコール(高等専門教育機関)です。

ESSECは、日本ではまだまだ知名度は低いですが、本国ではビジネスを学ぼうとする学生にとっては最難関の学校の一つです。学生数は、学部から博士課程までのすべのプログラムの合計で4,400人、100年以上の歴史があるのに卒業生数は46,000人しかいないという、少数精鋭のエリート集団です。

グランゼコール、とりわけビジネス・スクールはそもそも企業経営者によって設立された経緯があり、商工会議所の管轄下に置かれています。従って企業との結びつきが強く、ESSECでも、最高レベルのアカデミック・スキルとあわせて、企業での実務経験を重視した教育プログラムを提供しています。また教員たちは企業との協力関係を非常に大切にしており、大学と企業がお互いに学び合うカルチャーを育んでいます。

フランスの高等教育では、日本で言えば大学院にあたる部分が非常に重視され、ESSECでも修士課程(Master of Science in Management- MSc)を教育プログラムの中心に据えています。これまでの日本からの留学生の多くは、比較的長い実務経験をお持ちで、MBAコースを選択する人が大半でした。実務経験の長い人には今後とも当学のGlobal MBAをお勧めします。これと並行して、大学卒業後すぐに留学し、日本の大学院とは異なるフランスのグランゼコールの修士号を取得する選択肢を日本の大学生にお勧めしたいです。

 

 ESSECでは卒業後、即戦力となるべく企業参画の授業や、知識を実践で応用する機会を多く用意しています。この教育内容が実践的かどうかが、日本の大学教育との違いと言えましょう。企業との連携は冠講座、講師派遣、就職、実務研修、企業奨学金と多彩かつ密接であり、協賛企業はフランス国内外の700社を超えます。

 教育陣の44%はフランス以外の国籍で, フランス語を話さない教員もたくさんいます。英語で実施している科目も多数あり、MBAコース以外でも英語のみのプログラムもあります。

ところでESSECにとってアジアは国際戦略の要です。2005年に設立したシンガポール・キャンパスは教育とともにリサーチを大きな目的としています。学生は 講義の一部をそのシンガポール・キャンパスで受講することもできます。

 セルジー市の メイン・キャンパスは、パリから北西30キロ、RER-A (中距離電車)30分、セルジー県庁駅(Cergy Prefecture)からは徒歩5分の近距離にあります。電車の便数は多く、車がなくても自由にパリに行き来が可能で、パリから通学することも出来ます。 また隣接地に学生寮も完備されています。緑に囲まれたキャンパスで学び、パリにも気軽に行ける立地は大変魅力的です。

一国ではなしえないヨーロッパの発展を、言葉や文化、宗教の違いを乗り越え、共通通貨ユーロをもって一大市場を構築しているのがEUです。そのEUの中心国のひとつ、フランスにアジアの リーダーである日本は学ぶことがたくさんあるのではないでしょうか。また、フランスの高級ブランドや保険会社の日本市場での成功、カルロス・ゴーン氏 の手腕など、フランス式経営手法の成功例は日本でも数多く知られています。

ESSEC日本連絡事務所の活動は、ESSEC留学に関心を寄せる若者へのプログラムの紹介や面接試験、ESSEC学生の日本滞在サポートなどです。

大学在学中の比較的時間に余裕のある時期にGMATTOEIC, TOEFLなどの留学に必要な勉強もして、学部を卒業後直ちに、または数年後に修士留学(1年ないし2年)をする。これによって、専門知識の修得、語学力のアップ、人との差別化などのメリットを手にしてはいかがでしょうか。 

ESSECの求める人材は、 他人と違うことを恐れない 自己判断のできる人 、ヨーロッパにも関心のある人、英語だけではなくフランス語もマスターしようという高い志と意欲のある人たちです。ぜひESSEC留学を通して、学識を高め、将来にわたる人脈を構築し、さらには教養も身につけてきてください。

入学試験は本部の希望プログラムに直接出願し、書類選考に残れば2次選考の面接は日本で受けることも出来ます。日本事務所では随時留学アドバイスをしていますので、お気軽にご相談ください。


エセック・ビジネススクール
ESSEC Business School
日本事務所代表
小野香織